スペイン紙「ムンドデポルティーボ」が、同国1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)がもたらす驚異的な経済効果を特集した。
同紙は「マジョルカは久保とともに日本のソーシャルネットワークで成長している」と題して、久保のピッチ外での存在感を詳しく報じた。
特に注目したのが、5日にクラブが立ち上げたツイッターの日本語版アカウント。「立ち上げて1週間ですでに2万人近くのフォロワーがいる」と他クラブと比べてフォロワー数が急激に伸びている様子を紹介した。そして「ツイッターアカウントを通じて50万回の訪問と2万回のビデオインタラクションがある」と注目度の高さを強調した。
また、日本企業「タイカ」とのグローバルメインスポンサー契約の締結も指摘。ユニホームの胸部分に主力ブランド名が記されており「日本企業がメインスポンサーとなっている」と伝えた。同紙によるとマジョルカのSNSでの露出効果は「バルセロナとレアル・マドリードに次ぐ」レベルで「〝表彰台〟を争う」とスペインでトップクラスと高く評価した。
こうした点を踏まえて同紙は「2か月間プレーしていない久保だが、韓国のMF李康仁(イ・ガンイン)と同様に、日本でのマジョルカの主なアピール材料だ。両方のプレーヤーは、チームがアジア市場で一流の影響を与えることを保証する」とその人気ぶりを強調。クラブのビジネス部門のトップであるアルフォンソ・ディアスCEOの「クラブはブランド戦略に長い間取り組んできた」とのコメントも報じた。
日本の至宝である久保の人気はケタ違いのようだ。