【新日本・WTL】長ラン・リーゼントの破壊力! 棚橋&矢野の「ヒロシとトオル」がEVIL組撃破

学ランとヘアスタイルをそろえた棚橋(右)と矢野(東スポWeb)

新日本プロレス「ワールドタッグリーグ」が14日の後楽園ホール大会で開幕。棚橋弘至(45)、矢野通(43)組が「ハウス・オブ・トーチャー」のEVIL、高橋裕二郎組を破り、白星発進を飾った。

不良漫画「ビー・バップ・ハイスクール」よろしくチーム名を「ヒロシとトオル」とした2人は、まさかの長ラン&リーゼント姿で登場。座り込んでメンチを切ったが、〝不良具合〟では拷問の館に一日の長がある。試合を攻勢で進めていたところで、セコンドのディック東郷が後楽園の照明スイッチを切る〝暗闇殺法〟で形勢逆転を許してしまった。

さらに孤立した矢野が裕二郎にステッキ攻撃を狙われたが、矢野はこれを避けてEVILと衝突させて急所攻撃を一閃。さらに飛び込んできた東郷の襲撃もかわすと、棚橋とダブルの急所攻撃で3人まとめて悶絶させる。そのまま裕二郎を丸め込んで3カウントを奪ってみせた。

かつては凄惨な抗争も繰り広げた2人のタッグは、今リーグ戦出場チームの中でもひと際異彩を放っている。矢野は「お前ら、シャバ僧ども、よく聞けよオイ! トオルはな、ヒロシを! ヒロシは、トオルを! ずーっとずーっと欲してたんだよ1 そんなことはな、何十年も前から決まってたんだよ」と豪語。棚橋も「今回はただ出るだけじゃないから。超本気で優勝狙ってっから。なぜなら! 東京ドームへの道は…自分で開くしかないからね」と決意を明かしていた。

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