若き日の母を幸せに タイムスリップした娘が大奮闘 大ヒット中国映画「こんにちは、私のお母さん」予告

舞台・テレビ・映画で活躍する中国の人気喜劇女優ジア・リンが、亡き母との実話を元に監督・脚本・主演に初挑戦した「こんにちは、私のお母さん」。本作品の劇場公開日が2022年1月7日に決まり、予告編が公開された。

「こんにちは、私のお母さん」は、何をするにもまるでダメで母に苦労ばかりかけていた、元気と明るさだけが頼りの娘が、母と巻き込まれた交通事故をきっかけに20年前の1981年にタイムスリップする物語。迷惑をかけてきた母の幸せのため、別のお金持ちの男性と結婚させるべく孤軍奮闘する娘。だがそれは、自分が産まれてこないことを意味していた。タイムスリップによる予測不能な展開と懐かしさ、熱血スポ根ドラマ、母のライバルとの戦い、親子の愛情が描かれる。

公開された予告編では、幼い時に初めて話した言葉が「おかわり」だった娘が、交通事故に遭った母を「一度でも喜ばせたい」と願うとタイムスリップしてしまうことが映し出される。そして、若き日の母と出会い、母の幸せのためにテレビを買い、バレーボール大会で優勝し、富豪の男性と結婚させようとする娘の姿とともに、過去を変えることで娘の未来が消えてしまうことも描かれている。

監督のジア・リンが「最愛の母にしてあげたかった親孝行や、話したかったこと」をストレートに描いた本作。タイムスリップによる古き良き中国の懐かしくて温かい情景などが笑いと感動を呼び、中国全土で多くの共感を得た。その結果、「2021年の全世界公開映画の興行収入第2位」「中国歴代興行収入第3位」(11月11日現在)の大ヒットとなった。

【作品情報】
こんにちは、私のお母さん
2022年1月7日全国公開
配給:Tiger Pictures Entertainment、ハーク
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