FIFAワールドカップヨーロッパ予選グループH・J第10節が実施され、クロアチアがロシアと激突。ドイツがアルメニアの敵地に乗り込んだ。
ペペ退場のポルトガルが勝利逃すも得失点差で首位浮上 ドイツは容赦ない9発圧勝
クロアチア vs ロシア
グループステージ通過を決めるには勝利しかないクロアチアは、大雨でピッチが泥濘む本拠地ポリュド・スタジアムで積極的な姿勢を見せる。このままスコアレスドローかに見えた81分、左サイドからボルナ・ソサがクロスを送ると、雨でスリップしたボールがフョードル・クドリャショフのOGを誘発。1-0で接戦制したクロアチアが首位フィニッシュとなり、3大会連続6回目のW杯出場の切符を手にした。
アルメニア vs ドイツ
3日前に行われた前節でゴールショーを披露したドイツは、余勢を駆りアルメニアを攻め立てる。15分に最前線を務めたカイ・ハベルツが先制点を決めると、前半終了間際にイルカイ・ギュンドアンがPK弾をゲット。さらにギュンドアンは後半開始早々50分にもネットを揺らし、ドッペルパック(1試合2得点)で勝負を決定づける。ヨナス・ホフマンがトドメを刺し、最終スコア4-1で勝利したドイツが9勝1敗の成績で予選を終えた。