黒木華、山本美月、永山絢斗、奈緒が出演する、落語の怖い物語をアレンジした新感覚ドラマ「にんげんこわい」が放送

WOWOWでは2022年2月6日から、落語の演目をアレンジ&ドラマ化した新感覚オムニバス落語ドラマ「WOWOWオリジナルドラマ にんげんこわい」(日曜午後11:00)がスタートする。

滑稽話のイメージがある落語だが、実は“怖い話”の宝庫でもある。その中でも、本作は“人間の怖さ”が際立つ演目を大胆にアレンジし、オムニバス形式で描いていく。ドラマとして描く落語の演目は「心眼」「辰巳の辻占」「紺屋高尾」「宮戸川(上・下)」の四つ。

盲目の按摩が、ある日突然目が開く不思議な話「心眼」には、黒木華、東出昌大、松本妃代が出演。女郎の愛を試す「辰巳の辻占」には、山本美月、岡山天音、大東駿介が登場。けなげな職人の恋物語「紺屋高尾」には永山絢斗、瀧内公美、きたろうが出演する。また、現在では陰惨な後半部分を演じる落語家がほとんどいないと言われている「宮戸川(上・下)」には奈緒、若葉竜也、萩原みのり、中島歩が出演する。そして語りを担当するのは、人気落語家の柳家喬太郎。

喬太郎は「落語は温かい話だと思われがちなところもありますが、そうでもありません。人間は残酷です。その残酷を笑いにまぶしながらも、残酷なまま描いているのが落語だと思います。このドラマは落語を再現するドラマではありません。落語を通して、現代人にも通じる人間の怖さを描いています。このドラマを通して、1人でも2人でも落語を聞いてくれる人が増えるといいなと思います」とアピールしている。

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