大阪でも希有な町並みが残る寺内町を散策!蔵をリフォームした注目の新店カフェも

旅人へひとこと

町の魅力は、その町の公務員が一番良く知っています。
富田林市のおすすめは、寺内町の町並みと広い空です。

「ニッポンごはん旅」が始まったときに、「これは俺向きの企画だぞ」と思っていました。
地方公務員の私、お友だちの同業者と話すと、勤めている町、住んでいる町の魅力をたっくさん聞かされます。

それぞれの町が持つ魅力を良く知る公務員に、その町の魅力とおいしいものを教えてもらって、もっと沢山の人に知ってもらうためにご紹介したい!!!

そんなわけで、今回は大阪府富田林市に行ってきました。

大阪府富田林市は、大阪府の南東方面、堺市などと隣接しており、天王寺駅から近鉄で30分ほどの距離にあります。

富田林というと「PLの花火」というイメージを持つのが大阪の人ですが、今は江戸時代の寺や商家が残る町並みが映画のロケ地などにも使われていて、ちょっとホットなスポットになりつつあります。

石畳と板壁、そして青空、寺内町の散歩が楽しすぎる!

東西に約400m、南北に約350mの寺内町は、戦国時代の都市計画である「町割」が基礎に、江戸時代に開発された町です。

当時から残る商家などの町並みが印象的で、大阪府下で唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

高い板壁と白い土壁、石畳の道路が格子状に綺麗に東西南北に続き、青い空との対比が美しいエリアです。

昔ながらの町並みが残されながらも、現在も生活の場になっている寺内町。

最近では、こういった町並みを活かしながら、カフェなどをオープンしたり、アーティストが移住したりしています。

友人の公務員に紹介を受けながら、目的もなく歩いていたら、つい先日オープンしたばかりのお店『Cafe寿庵』を紹介いただきました。

板張りの壁が美しく、印象深いお店。

元々は蔵で、リフォームしてカフェとしてオープンしました。

蔵だったときの重厚な格子戸が残っていて、落ち着いた雰囲気の照明でとにかくゆっくりとできる空間です。

りんごパイ

オーナーの「ああちゃん」が提供するホームメイドの「りんごパイ」砂糖不使用で、りんごのすっきりとした酸味とサクっとしたパイ生地が魅力です。別添えのシナモンと蜂蜜をお好きなだけかけて、甘々でもいただけます。クッキーもついています。

フードメニューはまだ500円(税込)の「りんごパイ」のみですが、コーヒーと一緒にゆったりとした休憩時間を過ごせます。

おいしい「りんごパイ」を食べたら、町の散策を再開。

大阪でも希有な町並みをたっぷり楽しんでください。

■富田林市魅力発信観光ポータルサイト

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/site/kirameki/

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

ブログ:https://utatane.asia/blog/2021/11828/

Twitter:https://twitter.com/gar_osaka

cafe寿庵

〒584-0033 大阪府富田林市富田林町 17−44-3号 蔵

*この記事は2021年11月時点の情報を基に作成しています。

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*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。

ライター:があ

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