新潟県が初となる結婚式場での大人数会合の実証実験を三条市で実施

新潟県は15日、コロナ禍で開催が自粛されている一定規模以上の大人数の会合について、初となる結婚式場における実証実験を23日に新潟県三条市のピアザデッレグラツィエで実施すると発表した。

県は4日、ワクチン接種歴の確認などを条件に、国が新潟県を含む自治体と連携して「ワクチン・検査パッケージ」に関して実施する実証実験を行うと発表しており、すでに8日にホテルイタリア軒(新潟市中央区)で130人規模、10日に迎賓館ときわ(新潟市中央区)で140人規模の会合を行い、今後の結婚式での実証実験も視野に入れていた。

実証実験は感染防止対策を継続したうえで、ワクチン接種歴の確認や事前検査、入店・入場者リスト作成などを組み合わせた大人数の宴会を行うもので、マスク会食で、相手に酌をすることはなしとなっている。

県によると、23日は一般市民の結婚式で、結婚式場から希望があったという。参加人数は未成年者を含む59人で、当日の様子はメディアにも公開される。

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