余った食料 子ども食堂に 宮崎商高が支援団体へ寄付

贈呈式で「支え合いの地域づくりネットワーク」黒木淳子コーディネーター(左から2人目)に食料品を手渡す宮崎商業高生徒

 宮崎市・宮崎商業高(門田誠校長、787人)は12日、同市内の子ども食堂を支援する「支え合いの地域づくりネットワーク」(片野坂千鶴子代表)に、生徒らから集めた食料品850点を贈った。
 同校はPTAの発案で持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みの一環として、家庭で余った食料を集めて寄付する「フードドライブ」活動を8~10日に実施。賛同した生徒や職員が食料品を提供した。
 同校であった贈呈式で生徒を代表して3年の甲田美咲さん(17)が「子どもたちのために使ってください」とあいさつ。食料品を受け取った、同ネットワークの黒木淳子コーディネーター(45)は、「大切に活用したい。生徒たちも気軽に子ども食堂に来てほしい」と礼を述べた。
 食料品は同ネットワークを通じ、市内で子ども食堂を運営する団体などに配布される。

© 株式会社宮崎日日新聞社