安佐北区知人女性強殺 起訴内容を一部否認 広島

去年、安佐北区の住宅で知人女性を殺害しキャッシュカードを奪うなどした事件の初公判で、男は起訴内容を一部否認しました。

起訴状などによりますと小田浩幸被告(48)は去年5月、安佐北区白木町の住宅で知人の斉藤夢羽さん(当時49歳)を首を絞めて殺害し、奪ったキャッシュカードで現金87万5千円を引き出した強盗殺人の罪などに問われています。

初公判で小田被告は殺害について認めたものの「キャッシュカードを奪おうと思って殺したわけではありません」と起訴内容の一部を否認しました。

検察側は「殺害前に暗証番号のメモ書きを撮影し保存していた」などと主張しました。

一方の弁護側は「殺す時点でカードを奪う意思がなかった」などとして強盗殺人罪は成立しないと主張しています。

判決は26日に言い渡される予定です。

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