【新型コロナ】神奈川県の市町村へ3回目ワクチン配送始まる 2回接種は県民の81%

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、神奈川県内への3回目分の配送が15日から始まった。28日までの2週間で、33市町村向けにファイザー製22万8150回分(195箱)が届けられる。

 住民接種の3回目は市町村が担当し、早ければ12月中に接種が始まる見通し。県の担当者は「接種券がいつ発送されるかや予約方法などは、居住する市町村からの案内を待ってほしい」と呼び掛けている。予約の混乱を避けるため、あらかじめ接種日時を指定する自治体もある。

 県によると、県内では12歳以上の県民の81.71%(14日時点)が2回の接種を完了した。接種が進んだ自治体ではこれまでの接種体制が縮小されており、県が横浜市港北区に開設した大規模接種会場も1回目接種の予約受付は終了し、30日が2回目接種の最終日となっている。

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