「おいしい藤沢産」弁当でPR 市役所前広場で30日まで販売

藤沢産をアピールする出店者=藤沢市役所本庁舎

 10、11月の地産地消推進強化期間に合わせ、藤沢市内の飲食店が手掛けた「地産地消弁当」の販売が15日、同市役所本庁舎前広場で始まった。30日まで1日最大4店舗が地元産食材を使ったオリジナルの弁当を提供し、「おいしい藤沢産」をPRする。

 市と藤沢産利用推進店テイクアウト部会連絡協議会などが連携。藤沢産の新米(はるみ)や野菜などを使用したのり弁や幕の内弁当を取りそろえた。

 藤沢駅南口に店舗を構える「しぇんろん」は、藤沢産のオリーブを食べて育った「オリーブ豚」のハムをメインにした弁当を販売。同店は地元産にこだわった料理で知られており、店主の羽鳥真理子さんは「藤沢の生産者は頑張っている。地元産食材のおいしさを多くの市民に知ってほしい」と話した。

 市は藤沢産食材の普及促進へ、生産者の直売を同庁舎前広場で定期的に実施しており、今回は弁当を通じて地産地消をPRする。弁当販売は毎週月~金曜の午前11時~午後2時。売り切れ次第終了する。

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