京急線車内で地場産品販売 「浦賀・開国駅マルシェ」開催

電車内で地場野菜などを販売した「浦賀・開国駅マルシェ」=浦賀駅

 地場産品などを販売する「浦賀・開国駅マルシェ」が6日、京急線浦賀駅(横須賀市浦賀)に停車した車両内で始まった。開国の地・浦賀で近代日本の遺構を巡る市などの観光事業「MEGURU PROJECT」の一環で、京浜急行電鉄が企画した。7日までの開催。

 今秋から一般公開を始めた同地区の浦賀ドックや千代ケ崎砲台跡をはじめ、既存の歴史資産や観光拠点を周遊する市の施策「よこすかルートミュージアム」をPRするラッピング電車(8両編成)を活用し、車内で農産物直売所「すかなごっそ」(同市長井)や地元商店街による出張販売を実施。座席には地元産のダイコンやカブ、地元商店街のパンや弁当などが並び、訪れた人々が次々と買い求めていた。

 野菜を購入した市内在住の主婦(62)は「浦賀でいろんなイベントをやっているので楽しみ」と話していた。

 7日は午前11時~午後3時。

© 株式会社神奈川新聞社