七五三に家族連れ 健やかな成長願う 長崎・諏訪神社

七五三の参拝に訪れ、長坂を上る家族連れ=長崎市、諏訪神社

 七五三の15日、長崎市上西山町の諏訪神社には、多くの家族連れが訪れ、子や孫の健やかな成長を願った。
 爽やかな秋晴れの下、はかまやスーツなど晴れ着姿の子どもたちが、保護者と手をつなぎながら長坂を登った。境内は、千歳飴(ちとせあめ)を手に記念撮影する家族らでにぎわった。
 同市滑石3丁目の森琴羽ちゃん(3)は「(きれいな着物を着られて)うれしい」。父の皇詞さん(31)は「すくすくと健康に育ってほしい」と期待。母の綾香さん(32)は「コロナ禍だったが七五三を迎えられ感謝している。人に優しくできる心を持った子になってほしい」と願った。
 同神社によると、毎年9月ごろから12月までで約2千組が七五三で参拝している。昨年以降は新型コロナの影響で、特に混雑を避けて参拝する傾向があるという。

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