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打撃成績で日本ハムが軒並み厳しい数字に…
2021年のプロ野球も残すところ、20日から始まる日本シリーズを残すのみとなった。今季、各球団の課題、弱点となったのはどの部分だったのだろうか。チーム成績の中で、リーグワーストだったものをピックアップ。そこから来季、それぞれの球団が改善しなくてはいけないポイントを探る。今回はパ・リーグ編。
【打撃成績】
打率:日本ハム(.231)
得点:日本ハム(454)
出塁率:日本ハム(.306)
本塁打:日本ハム(78)
四球:オリックス(384)
盗塁:楽天(45)
盗塁死:西武(45)
盗塁成功率:楽天(55.6%)
三振:日本ハム(1207)
併殺打:オリックス(104)
今季5位に終わった日本ハムに厳しい数字が並んだ。ワーストの得点数454は、5位の西武(521)と67得点の差がある。新庄剛志監督のもと、“打撃改革”は成功するだろうか。また25年ぶりにリーグ制覇を果たしたオリックスだが、四球数と併殺打がリーグワーストだった。
守備面課題の日本ハムは捕手育成も課題
【投手成績】
防御率:西武(3.94)
失点:西武(589)
被本塁打:ロッテ(147)
被安打:西武(1171)
与四球:西武(597)
奪三振:西武(947)
暴投:西武(63)
42年ぶりの最下位に沈んだ西武が、弱点を露呈している。被本塁打こそ4位だったが、そのほかは軒並みリーグワーストの数字が並んだ。先発防御率4.16、救援防御率3.59のいずれも最悪で、安定した戦いを行うことができなかった。浮上のために投手力整備が急務となる。
【守備成績】
失策:日本ハム(76)
守備率:ロッテ、オリックス、日本ハム(.986)
捕逸:日本ハム(10)
守備面でリーグワーストだったのは日本ハムとなった。打撃面でも苦しんだ今季だが、守備に泣かされた面も多くあった。捕逸は12球団唯一の2桁で、盗塁阻止率も低かっただけに、捕手の育成も課題となってくる。(Full-Count編集部)