銘菓の味と真心を継承 喫茶たんぽぽ

 高田地区を代表する銘菓の一つ「チャーム」(190円、税込み)が障害者就労継続支援事業所「はなの家」運営の「喫茶たんぽぽ」(上越市大貫1―15―14、電025・523・1504)で販売されている。

 製造元の滝本菓子店(同市南本町3)が令和元年に閉店。惜しむ声を受け、元店主の夫婦が同施設に製造法を伝授し、昨年4月に販売を再開した。食べ応えのあるスポンジで粒あんとバタークリームを挟み、1個80グラム以上のボリューム。

 菓子作りの作業は利用者の人気が高く、昨年9月に専用の作業所を開設。熱意に応えたいと元店主も連日、指導に励んでいる。持ち帰り用の販売は日曜祝日を除く午前10時から午後3時まで。

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