巨人・原監督が故・古葉竹識さん悼む「人の悪口をまず言わなかった」

巨人・原辰徳監督(東スポWeb)

巨人・原辰徳監督(63)が16日、心不全のため12日に死去した古葉竹識さん(享年85)を悼んだ。

古葉さんは広島などで活躍し、広島や大洋(現DeNA)の監督を歴任。原監督は「ウチの父(貢さん=故人)と同い年ですごく親交があって、私もその関係で同じチームではなかったけども、オールスターやカープとやる時によく声をかけていただいた。ウチの親父さんみたいな感じでね…」と声を落とした。

野球人としてだけでなく、人間性もお手本となった面もあり「人の悪口をまず言わなかった。そこの部分というのは僕は一番勉強になった。もちろん根底には厳しさはあったんでしょうけども、その中に非常に温かさを感じた。タイプは違うけど、藤田(元司)さんとよく似ていましたね。尊敬できる先輩でした」と沈痛の面持ちで話した。

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