巨人・大竹寛コーチが松葉づえ姿で始動…周囲のイジリに「傷が開いちゃう!」

松葉杖姿の大竹寛氏(東スポWeb)

巨人は16日から新体制で秋季練習をジャイアンツ球場でスタートさせ、今季限りで引退し、指導者となった大竹寛巡回トレーニング統括補佐(38)も姿をみせた。

コーチデビューはまさかのイデタチとなった。両脇に松葉づえを抱え、右足には固定器具を装着…。今後、本格化するコーチ業のため、引退する要因ともなった右ひざを今月5日に手術したのだという。再出発に向けてまずはメンテナンスを施したわけだが、そこは「ブルペンのオアシス」。天性のイジられぶりも発揮した。大竹コーチの痛々しい姿を目撃した某先輩が笑顔で蹴飛ばす仕草をみせると「傷が開いちゃう!」とタジタジだ。

指導者となっても愛されキャラは健在だが、本人はもちろん使命感に燃えている。理想とするコーチ像を問われると「選手に寄り添った、そういう行動をとれたら。ケガの経験はあるので、その時の気持ちとか。なかなか治らないこともあるので。そういうことも含めて寄り添って伝えていけたら。自分よりはチームのために、選手のために。いろいろ勉強していきたい」と意気込んだ。

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