新造車両「1000形」で三浦半島へ 京急がツアー企画、第1弾は農業体験

「1000形」の新造車両

 京浜急行電鉄(横浜市西区)と京急アドエンタープライズ(同)は27日、5月にデビューした「1000形」の新造車両を活用した「貸切列車で行く!楽・宴(らくえん)ツアー」を実施する。三浦半島の魅力を発信する取り組みの第1弾で、農業体験を企画した。同ツアーは今後、定期的に開催するという。

 同日午前9時半ごろ品川駅を出発。三浦半島で海鮮丼を食べた後、10本のダイコン収穫体験をする(1人2本持ち帰り可能)。三崎マグロなどの産直センター「うらり」(三浦市)で買い物し、午後5時ごろ同駅に戻るプラン。列車では車内放送の体験もできる。

 募集人数は80人(最少催行人員は60人)。1人8500円。申し込みは京急アドエンタープライズのホームページで、22日午後5時まで先着順で受け付けている。

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