卓球の「WTTコンテンダー」ノボメスト大会女子シングルス準々決勝で、58歳の倪夏蓮(ルクセンブルク)が、世界ランク10位の王芸迪(中国)に勝利し、話題となっている。
東京五輪にも出場し、話題を呼んだ58歳は、バリバリの世界トップに3―2で勝利。準決勝でもスウェーデン選手を下して決勝に進んだが、中国選手に敗れ2位。それでも、大偉業とあって台湾メディア「自由時報」は「ビッグママが大逆襲! 中国24歳の主力を撃破!」と報道。ルクセンブルクでも「マダムチャンピオン」と絶賛された。
倪は元中国代表で、世界選手権団体や混合ダブルスで世界選手権金メダルに輝いている。ルクセンブルクに国籍を変更してからの活躍も中国国内でも伝えられ、ネット上では「倪先生は伝説だ」「素晴らしい」と称賛の声が並んでいる。