【卓球】伊藤美誠 早田ひなとのダブルスに自信「めっちゃ強いです」世界選手権でシングルスと2冠狙う

伊藤美誠は「打倒中国」に燃えている(東スポWeb)

卓球の世界選手権(23日開幕、米ヒューストン)に出場する男女代表が16日、成田空港で出発前会見を行い、東京五輪でメダル3個を獲得した女子の伊藤美誠(21=スターツ)が「打倒中国」への意気込みを語った。

五輪では混合ダブルスで水谷隼(木下グループ)とともに中国ペアを破って金メダルを獲得したが、シングルス準決勝で孫穎莎(中国)に敗れ、団体決勝でも中国に屈した。今大会、シングルスとダブルスの2種目に出場する伊藤は「全員の選手と決着をつける思いで戦いたい」と、中国勢との再戦に燃えている。

また、ダブルスは早田ひな(日本生命)とペアを組む。19年世界選手権では決勝で孫穎莎、王曼昱組から2ゲーム奪うも逆転負けを喫して銀メダル。しかし、その悔しさはトレーニングにぶつけた。伊藤は「合宿では(早田と)ほぼ毎日練習してきた」と明かした上で「本当にめっちゃ強いです。めっちゃ強いと自分で言えるぐらい本当に強いので、試合をするのが本当に楽しみです」と自信を口にした。

五輪の舞台では「最後に余裕をもてずに負けてしまった」と伊藤。中国勢から白星を挙げるためにも「どんな場面でも余裕をもって戦いたい」と力を込めた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社