「前半そこまで悪かったですか」森保監督反論 左サイドコンビ低調指摘に…

ピッチを見守る森保監督(ロイター)

日本代表が16日(日本時間17日)のカタールW杯アジア最終予選オマーン戦で1―0と勝利し、森保一監督(53)は低調だったMF南野拓実(リバプール)とDF長友佑都(FC東京)の左サイドコンビを擁護した。

先発した2人は好機をつくれず後半17分に揃って交代。途中出場の三笘と中山が活躍したことで不振が際立つ形になった。試合後にこの点を指摘された指揮官は「前半そこまで悪かったですか」と反論。「相手も元気で対応力もある中でなかなか難しい。我慢するところは我慢して賢くプレーしてくれた」とスタメン2人を高く評価。「前半の45分があったからこそいい攻撃を仕掛けられる」と主張した。

また、今回は28選手を招集したことでFW前田大然(横浜M)らがベンチ外となる憂き目に。「チームづくりの中での序列。出場できなかった選手は悔しいと思うが、私は代表活動で試合に出られる選手、ベンチに入れる選手、サポートに回る選手を含めて、この経験が必ず成長につながると確信している」と強調。森保流の強い信念があるようだ。

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