立民代表選に西村智奈美氏が出馬表明 芸能界から支持集まる〝なぜ君〟小川淳也氏はどうした?

西村智奈美氏(左)と小川淳也氏(東スポWeb)

立憲民主党の西村智奈美氏(50)が17日、国会内で開いた会見で、代表選(19日告示、30日投開票)に立候補する意向を正式に表明した。

枝野幸男前代表(57)の後任を決める代表選には、すでに泉健太政調会長(47)、逢坂誠二元総務政務官(62)が立候補を表明しており、これで3人目。西村氏は当選6回で厚生労働副大臣などを歴任した党内の中堅。夫は「14歳と同意した性交で逮捕されるのはおかしい」と発言した問題で謝罪し、離党した元衆院議員の本多平直氏だ。

西村氏は会見で「多様性のある社会を目指すための政治を実行していきたい。(代表選には)女性候補が出ないといけないと考えてきた」と話した。

泉氏や逢坂氏は会見の際、新型コロナウイルス感染対策として〝密〟にならないよう報道陣との距離の取った上で、マスクを外していたが、この日の西村氏は終始マスク姿。

報道陣から「撮影のためにマスクを取っていただくことはできないか」というリクエストが出たものの、「まだ〝顔〟を作っていないので」と笑顔でかわして、会見場が笑いに包まれる一幕もあった。

代表選をめぐっては、ドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で人気となった小川淳也氏(50)がいち早く出馬の意向を示していたが、立民関係者は「まだ立候補に必要な党内の国会議員20人の推薦が集まっていません」と明かす。

女優の小泉今日子やロック歌手のダイアモンド☆ユカイなど芸能界からは小川氏を推す声が上がっており、小川氏を含めてさらに候補が増えるのか注目を集めている。

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