インディアンスの歴史に幕 現地11月19日にガーディアンズ誕生

日本時間11月18日、インディアンスは現地時間11月19日の午前中にチーム名が正式にインディアンスからガーディアンズに変更され、すべてのソーシャルメディアでもチーム名を変更し、新たなガーディアンズ・グッズの販売を開始することを発表した。1901年にクリーブランド・ブルーズとして誕生し、ブロンチョス、ナップスを経て、1915年から1世紀以上にわたってインディアンスというチーム名を使用してきたクリーブランド球団。その長い歴史に幕を下ろし、ガーディアンズとして再スタートを切る。

本拠地プログレッシブ・フィールドのグッズショップは、チーム名変更の準備のために現地時間11月18日は休業となり、ガーディアンズ初日の現地時間11月19日は午前9時から午後7時まで営業が行われる。現地時間11月23日にオハイオ州北東部の他のショップでグッズ販売が開始されるまでのあいだ、ガーディアンズのグッズを購入できる唯一の店舗となるが、現地時間11月19日午前9時(=日本時間11月19日午後11時)からオンラインショップでも購入が可能となる。

チームカラーに変更はなく、インディアンス時代と同様に青と赤を使用した配色となる。ガーディアンズというチーム名の由来となった「交通の守護神」の像が設置されているホープ・メモリアル・ブリッジの建築様式を模倣するために、字体などには若干の変更が加えられた。ホーム用のユニフォームは胸に「Guardians」、ロード用のユニフォームは胸に「Cleveland」のロゴマークが使用されるという。

さらに、本拠地プログレッシブ・フィールドを完全にガーディアンズ仕様とし、ファンがより楽しめる環境を作るために、総工費4億3500万ドルを投じるリノベーションが開始される予定だ。これに伴い、左翼スコアボードの上にある「Indians」の巨大なロゴマークも「Guardians」に変更される。

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