川島海荷&近藤芳正からコメント到着!“こころの換気”を考えるドラマ「ストレス・リレー」

NHK総合で11月26日放送の、京都スペシャル「ストレス・リレー」(午後7:30、京都ローカル)に出演する川島海荷、近藤芳正からコメントが到着。物語のキーポイントとなる鴨川でのメインビジュアルも公開された。

ドラマは、平野啓一郎氏の小説を原作に、コロナ禍の京都で聞いたリアルな「ストレス」の声も交えながら、ストレスの連鎖とそれを止める「こころの換気」について考えていくミニドラマ。

アメリカから帰国したサラリーマン。ストレスから発せられた彼のとげとげしい言葉は、見ず知らずの人へのストレスの伝播を生んだ。ついには京都にまで運び込まれたストレスに“感染”した古賀(近藤)からいらだちをぶつけられた中国人留学生のルーシー(川島)。ストレスの連鎖は止められるのか?

川島は「『ストレス・リレー』というタイトルにまず共感しました。人からもらってしまったストレスが連鎖して、どんどん肥大化していくことって本当によくあることで、その上、コロナ禍で人と会えなくてストレスがたまったり、自分が行き詰まってきたりすると、誰かに当たってしまうこともあると思います。でもそのバトンを誰かに渡さず、今回演じたルーシーのように、鴨川を眺めながらのんびりした日々を送れたらいいなと思います」と思いを伝える。

近藤は「台本を読んで、誰にでもあることだなと思いました。そのつもりはなくてもどこかちょっと我慢していることが積み重なってしまって、普段気にならないことでも敏感になる気持ちが、コロナ禍で余計強くなったのかもしれません」と物語に共感。そして、「今回演じた古賀も、特別なモンスターではなく、普通にどこにでもいる人だと思います。ストレス・リレーを止めるには、人を思う想像力が必要ですが、それは単純だけど一番難しい永遠の人間の課題かもしれません」と語っている。

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