ワーケーション妙高市で試行 東京のIT企業

 東京都に本社を置くIT企業「タイミー」が、妙高市でワーケーション(仕事+休暇)を試行している。

「リブランの森」で非日常を体験

 観光庁の事業採択を受け、妙高ツーリズムマネジメントが受け入れを担っている。同社は全3回の試行を予定しており、2回目は8~11日の3泊4日で行った。

 参加社員8人は同市に到着後、新型コロナウイルスの抗原検査を受けて全員陰性だった。

 滞在中、仕事は持ってきたパソコンを使用。宿泊施設やコワーキングスペースなどで行った。

 一方、アクティビティは健康をテーマに、森の中を歩いたり、温泉プールで運動したりした。女性社員(27)は「物理的に仕事から切り離されてリフレッシュできた」と笑顔だった。

 同社の人事担当は「トライアルの効果を検証したい」と話していた。

 3回目は冬に行い、アクティビティでスキーをするという。

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