新型コロナワクチン3回目接種 医療事業者ら12月開始 上越市 18歳以上の対象者順次、来年7月終了へ

 上越市は18日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(3回目)について、日程などの接種計画を発表した。開始時期は12月で、2回目の接種終了から原則8カ月以上経過した18歳以上を対象に順次接種を行う。終了は来年7月を予定。

 使用するワクチンはファイザー社製と武田・モデルナ社製(国が承認審査中)。厚生労働省が示した指針に沿い、1・2回目と異なるワクチンを接種する「交差接種」も行われる。

 接種の区分は、委託医療機関で接種を受ける「個別接種」(要予約)、市が日時や会場を指定する「集団接種」(予約不要)、介護保険・障害福祉施設の入所者および従事者対象の「施設集団接種」。集団接種は65歳以上に対し、送迎バス(13区中心)の運行、路線バス無料券の配布を予定している。

 接種券付き予診票を、2回目の接種終了からおおむね7カ月経過した月に送付する。

 対象者ごとの接種開始時期は次の通り。

 ▽医療従事者、消防署員 12月~令和4年1月(個別)

 ▽施設入所者および従事者 令和4年1月(施設集団)

 ▽65歳以上 同2月(個別)、同3月(集団)

 ▽18歳以上64歳以下 同3月(個別)

 ▽18歳以上22歳以下 同4月(集団)

 ▽50歳以上64歳以下 同5月(集団)

 ▽40歳以上49歳以下 同5月(集団)

 ▽30歳以上39歳以下 同6月(集団)

 ▽23歳以上29歳以下 同6月(集団)

 集団接種会場は平日が上越文化会館、土日が総合体育館、リージョンプラザ上越、上越総合病院など。

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