知人女性強盗殺人 男に無期懲役求刑 広島

去年、安佐北区の住宅で知人女性を殺害し、キャッシュカードを奪うなどした男の裁判で19日、検察側は無期懲役を求刑しました。

起訴状などによりますと小田浩幸被告(48)は去年5月、安佐北区白木町の住宅で知人の斉藤夢羽さん(当時49歳)を首を絞めて殺害し、奪ったキャッシュカードで現金87万5千円を引き出した強盗殺人の罪などに問われています。

19日の裁判で検察側は「計画的な犯行で、被告人に真摯な反省は見られず遺族も厳しい処罰を求めている」などとして無期懲役を求刑。

弁護側は「被告人は感情の起伏激しく突発的に首を絞めた。殺害時に強盗の意思はなかった」などとして、強盗殺人罪は成立しないとして懲役16年が相当と主張しました。

判決は26日に言い渡される予定です。

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