落選・辻元清美氏が心境「情けなさに涙が出てきた」 瀬戸内寂聴さんの思い出もつづる

辻元清美氏(東スポWeb)

前衆議院議員の辻元清美氏(61)が19日、ツイッターを更新。9日に死去した瀬戸内寂聴さん(享年99)の思い出をつづった。

辻元氏は2015年6月19日、国会前で安保法制廃案に向けた集会に瀬戸内さんが訪れた動画を添付。「寂聴さんと私、国会前、6年前。安保法制廃案に向けて、連日、委員会の最前線で激論を闘わせていた国会に寂聴さんが命がけで駆けつけてくださった」と、当時を振り返った。

瀬戸内さんは体調が良くない中、集会に訪れ「最近の日本の状態は寝ていられない。どうせ死ぬならこちらに来てひとこと申し上げてから死にたい」などと危機感を訴えたいた。

さらに現在、憲法改正に向けた動きが出始めていることに対し辻元氏は「憲法が危ない今、議席を失った情けなさに涙が出てきた」などとつづった。

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