スペイン1部バルセロナが、来年夏にイタリア1部ACミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(40)の獲得に動くことになった。
チーム再建を目指すバルセロナが、超大物ストライカーに復帰を要請することになりそうだ。スペインメディア「ミオトラリーガ」は「ラポルタ会長と(イブラヒモビッチの代理人の)ライオラが、2022年夏にイブラヒモビッチの復帰を試みる」と報じた。
そして「スウェーデン人選手が契約の議題に上っている。ライオラと会長の間の良好な関係がこの可能性を開いた。ミランと彼の契約は22年6月30日に終了するので、移籍金を支払う必要なしに獲得できる。バルセロナは多額の債務を抱えているので、この要素が重要だ」。両者は相思相愛で、財政難にあえぐバルセロナにとってはフリーで獲得できるため有力な選択肢になると指摘した。
イブラヒモビッチは2009―10年シーズンにバルセロナで16ゴールと活躍したが、当時のグアルディオラ監督やFWリオネル・メッシ(現パリ・サンジェルマン)との確執もささやかれ、結局プレーしたのはこの1年のみ。〝因縁〟の古巣の救世主として再びスペインへ渡るのか注目が集まる。