マンチェスターU次期監督候補に今度はスペイン代表監督が浮上

スペイン代表のルイス・エンリケ監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの次期監督候補に、今度はスペイン代表のルイス・エンリケ監督(51)が浮上した。

マンチェスターUでは不振からスールシャール監督の解任論が高まっており、後任監督を模索している。これまでレスターのブレンダン・ロジャーズ監督、オランダ1部アヤックスのエリック・テンハグ監督、レアル・マドリード前監督のジネディーヌ・ジダン氏などが浮上しているが、いずれも交渉が難航している。

そうした中、新たな大物が急浮上した。

スペインメディア「フィチャージェスネット」は「クラブの理事会にはいくつかのトップレベルの選択肢があるが、その1人にスペイン代表監督のルイス・エンリケがいる。彼は世界最高のコーチの1人であることを示しており、タイトルを獲得するのに十分な才能を持っている」と報じた。

マンチェスターUは名門再建へ向けて長期的に指揮を託して常勝軍団を築ける人材を求めている。「彼のプレースタイルとチームを率いる能力、重要なプロジェクトをいとも簡単に主導できる性質によって、クラブの首脳陣が非常に気に入っている」と同メディアは指摘する。

来年のカタールW杯に向けてスペイン代表は本大会出場を決めたばかりだが、世界屈指の名門からオファーとなれば名将の心が揺らぐ可能性もある。スペインの名将の動向から目が離せなくなってきた。

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