ハーランド獲得に必要な費用が暴騰 手数料等合わせ500億円超か

エーリングブラウト・ハーランド(ロイター)

去就が注目されるドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(21)の獲得にかかる費用が暴騰している。

ハーランドを巡っては来夏の移籍が既定路線で、スペイン1部レアル・マドリードを始め、ビッグクラブの間で大争奪戦が展開されている。

そうした中、獲得にかかる費用もとんでもない額が見込まれている。

スペイン紙「アス」は「ノルウェーのスターとの契約総額は3億5000万ユーロ(約455億円)に近くなる」と報道。ハーランド側は年俸の手取りとして2500万ユーロ(約32億5000万円)を主張しており、クラブ側が払う税込みの金額は5000万ユーロ(約65億円)に。そして5年契約がベースとなる。また、移籍金は契約切れ1年前に減額される条項があるが最終的に移籍先クラブは1億ユーロ(130億円)が必要とみられている。

ここからさらに、ハーランドの父親と代理人であるミノ・ライオラ氏への手数料もかかる見込み。Rマドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は手数料について「3000万ユーロから5000万ユーロ(約66億円)になる」と報じており、これらを合算すると最大で4億ユーロ(約520億円)の費用が生じることになる。

ハーランドの争奪戦に最後まで残るのは、ごくかぎられた一部のクラブになりそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社