【DDT】秋山準デビュー30周年興行開催決定「またこれで火がつきますね」

戦いの最前線へ(東スポWeb)

DDTマットで来年9月、秋山準(52)のデビュー30周年興行が開催されることが分かった。

昨年末に全日本プロレスを退団した秋山は、2月に正式な所属となった。高木三四郎社長は「外からのDDTに対する見方が明らかに変わった。所属の選手もより一層、見られるようになったと思う」と、ベテラン加入による効果を口にする。

秋山にはヘッドコーチとして現場の指導も任せており、若手選手を中心に期待通りの変化が出ているという。そこで高木社長は「入団される時に『1人でいいから一から育ててみたい』と言っていたので、来年は大型選手をスカウトしてマンツーマンで指導を任せたい」と要請。秋山も「細かい部分で僕が教わってきたものとDDTとは違う。その部分を完璧にこちらの教えにできるんだったら面白いかもしれない」と快諾した。

しかも2022年はDDTの旗揚げ25周年イヤーであり、1992年9月17日の全日本プロレス後楽園大会でデビューした秋山も節目の年。高木社長は「30周年を祝う大会ができれば。過去、現在、未来が見える大会がいいのかなと思う」と明かした。

秋山は「そろそろ(現役を)やめようかと思った時に高木さんから声をかけられ火をつけてもらった。竹下(幸之介)くんや遠藤(哲哉)くんといったいい選手を見て、俺も鍛えたいという思いが出て30周年を迎えられる。またこれで火がつきますね」。まだまだ戦いの最前線を走り続ける。

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