上越市の中川幹太市長は19日の会見で、自身の給料月額の減額について、令和4年1月1日以降15%減額することを明らかにした。
中川市長が9日の就任会見で減額意向に言及していた。
同市議会12月定例会に「特別職の職員の給与に関する条例の一部改正」として提案される。条例上の給料月額は96万6300円。これに15%(月額14万4945円)を減額し、82万1355円とする。
減額の期間は、人口減少の緩和に向けた取り組みに一定の成果が得られるまでとしている。中川市長は「これにより真剣に取り組む姿勢を市民の皆さんに示したい。人口減少率の推移を指標の一つとし、市民や政策諮問委員などの声を聞き、(期間を)判断したい」と話した。