新型CX-50から考える2022年に日本発売の新型CX-60の仕上がりとは!? 新型CX-60に期待したのは内装の質感アップとCD再生機能だ【みんなの声を聞いてみた】

北米専売モデルのマツダ 新型CX-50の内外装デザインが判明した。じつは2022年にもマツダは日本市場に新型CX-60とCX-80なる2台のSUVを投入する予定で、これらモデルは北米専売モデルCX-50と共通のデザインとなる見込みだ。そしてSNSを見てみると、早くも新型CX-60などに対する期待の声が挙がっているのだった。一体ユーザーからどんな意見が出ているのか? 今回は内装にフォーカスしてご紹介する。

マツダ 新型CX-50

北米専売の新型CX-50はオフロード色を強化したモデル! 2022年に日本デビューするモデルたちに期待高まる

2021年6月にマツダは2022年以降にグローバルで展開する新型SUVモデルの概要を発表した。日本市場にはCX-60とCX-80を。欧州や北米市場にはCX-70とCX-90。そして北米市場にのみCX-50を投入するとアナウンスしている。その第一弾モデルとなる北米専売の新型CX-50が2021年11月16日(日本時間)に発表された。

新型CX-50は2.5リッターエンジンと2.5リッターターボモデルをまずは発売し、のちにハイブリッドモデルが追加される予定。こちらはトヨタのハイブリッドシステムを採用する見込み

内外装デザインとパワートレインが明らかとなったが、これまでのマツダ車のイメージとは違うオフロードテイスト全面に押し出した仕上がりとあって、発表直後から日本でも大きな話題となっているのだ。そして2022年にも日本で発売される新型CX-60などに対する期待が高まっている状況である。SNSなどではどんな声が挙がっているのだろうか!?

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新型CX-60の内装も質感大幅アップか!? ユーザーは内装の仕上がりに大注目

超ワイドディスプレイを中央に設置。新設計のエアコンパネルにはシートヒーターのほかベンチレーション機能も装備される。シフト下に配置されるマツダコネクトの操作ボタンはマツダ3などと同じタイプとなる

もっとも多いのが「内装の質感が今まで以上にレベルアップ! 日本で発売するモデルたちも新型CX-50のような仕上がりに期待したい」という声だ。

新型CX-50の内装は正式な数値は未発表ながら、10インチ以上の超ワイドディスプレイを採用し、エアコンパネルもこれまでのモデルとは違う新デザインとなっている。加えて、インパネ全体にオレンジのステッチがあしらわれているのだ。

CX-5の特別仕様車「フィールドジャーニー」はフロントフリルにライムグリーンのアクセントカラーを採用, エアコン吹き出し口やシフトブーツ、そしてシートにも挿し色を取り入れている
CX-5の特別仕様車「フィールドジャーニー」はフロントフリルにライムグリーンのアクセントカラーを採用, エアコン吹き出し口やシフトブーツ、そしてシートにも挿し色を取り入れている

大型ディスプレイはもちろんのこと、今までのマツダ車はアクセントカラーを取り入れた内装を持つモデルはほとんどなかったために、期待の声が挙がっているわけだ。もっともCX-5の特別仕様車「スポーツアピアランス」や「フィールドジャーニー」など内外装にアクセントカラーを取り入れているため、今後登場するすべてのマツダ車は何らかの差し色を採用する可能性もあるのだった。

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現行モデルは続々廃止のCDスロットル! 新型CX-60はDVDの再生機能が欲しい声多数

2020年に実施された年次改良でCX-5とCX-8はCDやDVDの再生機能を廃止し、スマホやUSBメモリを接続して音楽を再生するスタイルに変更されている

その一方で「CDやDVDスロットルの復活にも期待したい」という声もある。現行CX-5やCX-8はデビュー当初物理ディスクの再生に対応していたが、2020年に実施した年次改良の際に廃止された経緯がある。もっとも昨今はスマホとディスプレイを接続して音楽などを楽しむケースが増えきているが、ファミリー層からは「DVDの再生機能が欲しい」という意見も未だ根強いのであった。

新型CX-60やCX-80はどんなエンタメ機能が装備されるのか? といった面も引き続き注目していきたい。

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今回は北米専売モデル「新型CX-50」の登場をきっかけに国内で盛り上がっている新型CX-60とCX-80にユーザーが期待したいことをご紹介してきた。内装に関する話題を中心としたが、新型CX-50の価格などの追加情報が発表され次第、ユーザーの声をお届けする予定だ。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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