コンテ監督のケチャップ禁止だけじゃない!フライドポテトや氷入りコーラを規制した指揮官たち

ピザを禁止したマンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのトットナムのアントニオ・コンテ監督(52)がイレブンにケチャップやマヨネーズの使用を禁止し、サッカー界で話題となっているが、イングランドで特定の食べ物を禁止した指揮官を英紙「サン」が特集している。

マンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督は2016年に就任すると、脂肪分の多い食べ物は「リーグ優勝に役に立たない」とピザを禁止。またマンチェスター・ユナイテッドを率いていたデービッド・モイーズ監督(現ウェストハム監督)はフライドポテトを嫌悪し、選手が食べることをストップ。ポテトチップスも禁止したという。

また、アーセナルを指揮したアーセン・ベンゲル監督は、選手たちにクリーンな食生活を送ることを求めて「マーズバー(チョコ菓子)」にダメ出しし「チーム内で反乱を引き起こした」。イングランド代表を率いたファビオ・カペッロ監督は「調味料を使わずに食べ物を食べるべきだ」と主張。ケチャップやブラウンソースが食卓から除外され、バターも使用されなくなったそうだ。

サンダーランドで監督を務めたパオロ・ディカーニオ氏は、コーラに氷が入っていることに激怒し「それらは肝臓や胃に化学的問題を引き起こす可能性がある。試合の前夜にコーラに氷を入れて飲み、プレーできなかったプレーヤーを知っている」と、あまり根拠のない主張をした指揮官もいたそうだ。

ちなみに日本代表では刺身など生ものの提供が禁止され、あるJ1クラブでは白いパン(食パンなど)が食べられないなど、各クラブやチームで食事に関して様々な規制が取り入れられている。

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