堀潤氏 代表選スタートの立民は「分裂すると思う」 落選議員の警告を代弁

堀潤氏(東スポWeb)

元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏が20日放送の日本テレビ系「ウェークアップ」に出演し、立憲民主党の代表選(30日投開票)について言及した。

先の衆院選で惨敗した立民について「選挙のために(共産党と)共闘するのは有権者にとっても、これまで支持した人たちにとっても、あまりうまくいかなかったのが分かった」と野党共闘が浸透しなかったと指摘。
「(立民が)本当に政権を担いたいのであれば、独自で」戦うべきとした。

堀氏は衆院選の候補者に取材したと告白。そのうちの一人で、東京4区から15区に鞍替えされたことも響き、落選した立民の井戸正枝元衆院議員の話を紹介した。

堀氏は「(井戸氏は)立民内の意思決定が不透明だった。ジェンダーを政策として掲げながら、その部分について執行部の皆さんは本当に分かっていたのかと。代表選を通じて自民党ではない政党としての価値、党内改革を果たさないとこの先、分裂すると思うと言っていた」と明かした。

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