【九州場所】照ノ富士が完勝で無傷の7連勝「一日一番集中してやるだけ」

照ノ富士(東スポWeb)

文句なしの内容だ。大相撲九州場所7日目(20日、福岡国際センター)、横綱照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)は幕内妙義龍(35=境川)を下して無傷の7連勝。もろ差しを許すも動じることなく、抱えて身動きを封じる。最後は右に開いて小手投げで相手を転がした。

「落ち着いていこうと思っていた。焦ってもしょうがないので、一生懸命やるだけ」と語った。

まさに〝横綱相撲〟で白星を重ねているが、全勝が大関貴景勝(常盤山)と2人になったことにも「まだ場所が終わったわけじゃないので、終わってみないと分からない」。本人はあくまで「一日一番集中してやるだけ」と気を引き締めている。

連覇に向けて、まずはストレート給金を目指す照ノ富士。付け入るスキを与えるつもりはない。

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