【九州場所】7連勝の貴景勝 照ノ富士と並走も冷静「千秋楽が終わらないと成績は分からない」

貴景勝(東スポWeb)

圧倒的な強さを見せつけた。大相撲九州場所7日目(20日、福岡国際センター)、大関貴景勝(25=常盤山)は幕内隠岐の海(36=八角)を押し出して無傷の7連勝。立ち合いから一気に押し出し「しっかり準備ができたんじゃないかなと。稽古場でやってきたことが出せればなと思っていた」と振り返った。

7月の名古屋場所では首を痛めて途中休場、秋場所も序盤戦から苦しんで優勝争いに加わることができなかったが、今場所はここまで横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)と全勝で並んでいる。

本人は「千秋楽が終わらないと成績は分からないので、明日の相撲に集中したい」と多くを口にしないが、昨年九州場所以来の賜杯へ視界は良好。このまま2人のマッチレースになるのか。

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