格闘技イベント「RIZIN.32」(20日、沖縄アリーナ)で、タレントのボビー・オロゴン(55)が14年ぶりの総合格闘技復帰戦で元プロレスラーの北村克哉に2ラウンド2分34秒、リアネイキッドチョークでタップを奪って完勝。試合後、歓喜のボビーは試合を振り返るとともに、今後について言及した。
――試合の感想は
ボビー 何も覚えてないんです。試合終わったんですか? 結果はどうだった? ハッハー! 勝ったんだよ(笑い)。信じられない、いまだに。重かったし怖かった。作戦全部壊されたから。セコンドの声を聞いて冷静にやり切れたのではないかと思います。
――北村の印象は
ボビー すぐ距離を縮めてきて怖かった。レスリングだから。北村さんという男は一生リスペクトしていきたいと思います。
――試合後、リング上で北村と話していたが
ボビー 男話。マジゲンカしてたから。リング上がるまで。ここでいう話じゃねえけど、プライドを傷つけられたから。でも、リングの上で仲良くなったので、これから北村さんとはご飯行きたいと思います。ご馳走してくれるでしょう。
――今後は
ボビー 今回はミソジ(禊ぎ?)の旅の一環で立ち寄った舞台だった。これから得意の分野である指相撲の世界に戻りたいと思います。
――指相撲?
ボビー そう、指相撲。
――フィニッシュのチョークについて
ボビー あれチョークっていうの? チョークなんだあれ。
――入場で手錠をはめて登場するパフォーマンスを見せたが
ボビー そのことは聞くな! 昔の昔、あるところで手錠をかけられたことがあるので。でも、あの時はモザイクかかってたからな。まあ、過去は過去なんで。
――過去に何度も出場した大みそかも大会がある
ボビー ホント、これからは全く見当つかない。まず、うちのお母さんが心配して昨日からご飯食べてないから、早く安心させたい。大みそかっていつ? 12月31日? 知ってるよ。でも、本当に何も望んでない。理由があって証明があれば。証明がなければやる必要ない。今回は男のプライドをかけてやったから。でも、北村さんの鼻血の量を見たら試合やめようかって。怖くなっちゃった。