粘投も実らなかった。ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が20日のオリックスの日本シリーズ第1戦(京セラ)に先発し7回を被安打6、1失点の好投を見せた。
1―1の8回に村上が一時勝ち越しとなる1号2ランを放ち、降板時は勝利投手の権利を持っていたが、チームは逆転サヨナラ負け。相手エース・山本由伸と互角以上の投球を披露したが、日本シリーズ勝利を手にすることはできなかった。
奥川は「日本シリーズの大事な初戦を任せていただいて、すごく緊張がありました。自分的にはいい内容とは言えないのですが、中村さんのリードであったり、野手の方の守備に助けてもらいながら、7回までは投げることができました。村上さんのホームランにシビれました」と話した。