〝立民は何でも反対〟発言の吉村知事に蓮舫&米山隆一氏が反撃「極めて志のない人物」

左から米山氏、吉村知事、蓮舫氏(東スポWeb)

吉村洋文大阪府知事の発言をめぐり、立憲民主党の蓮舫氏と無所属・米山隆一議員が反発している

発端は吉村知事が19日に行った会見だ。日本維新の会副代表も務める吉村知事は、枝野幸男前代表の後任を決める立憲民主党代表選挙が告示され、逢坂誠二氏、小川淳也氏、泉健太氏、西村智奈美氏の4人が立候補したことに言及。

「他党のことなので…」とした上で「立憲民主党はとにかく何でも反対、とにかく批判、官僚をつるし上げる、スキャンダル追及…そういったことから脱却してもらいたい。自民党、与党が非常に強いので、われわれ維新としては自民党と勝負できる野党を目指していきたい」と述べた。

これに先の衆院選に無所属で出馬し、当選後、立民の院内会派に参加した米山氏が反応。20日、ツイッターで吉村氏の発言を伝えるニュース記事を添付し「立憲民主党は『何でも反対』などしていません。それをこの様に言うという事は、この人は、自分の党が有利になるためなら事実に反することを言い、日本の民主主義を後退させて平気な人物だという事です。それは私には極めて志のない人物に思えます」と批判した。

さらに立民の蓮舫氏も、米山氏にリツートするカタチで「ね。野党がお互いを批判するよりも。政府与党の行政監視、必要な法案提案と審議が国民のための立法府における仕事だと私たちは考えます」と主張した。

〝吉村論評〟が思わぬ波紋を広げているようだ。

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