新日本プロレス21日愛知大会「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦で、石森太二(38)がマスター・ワト(24)を下し3勝目を挙げた。
昨年大会公式戦のリベンジを狙ったワトを返り討ちにした。石森は序盤から左腕と左肩に集中攻撃を浴びせて必殺のBone Lockの布石を打っていく。
レシエントメンテで反撃を許しながらも、TTDを回避するとワトを強引に持ち上げてサイファーウタキを発射。ブラディークロスを切り抜けられてラ・カルテラで丸め込まれるても3カウントは許さない。鮮やかなラ・ミスティカから一気にBone Lockに捕らえてギブアップを奪ってみせた。
勝ち点を6に伸ばした石森は「アイツなりに考えてやってるってことが分かったよ。ただそれだったらまだ俺の想定内だ。今年のスーパージュニアにかけるなら、よそ見せずに一戦一戦目の前の相手だけに集中しろ」とワトに余裕のメッセージを送った。次戦(24日、後楽園)ではタッグパートナーのエル・ファンタズモと激突する。「今年の1・5東京ドームで幻に終わったバレットジュニアスペシャルマッチが、後楽園で実現するぞ。控えめに言って、すっげぇ試合になるぞ」と闘志を燃やしていた。