【新日本・BOSJ】SHO レンチでBUSHIを葬り無傷4連勝「もう誰も俺を止められな~い!」

BUSHI(左)に痛烈な脳天杭打ちを放つSHO

新日本プロレス21日愛知大会「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦で、SHO(32)がBUSHI(38)を拷問の館に引きずり込み、開幕から無傷の4連勝を飾った。

極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー」を結成したSHOの勢いが止まらない。クロスアーム式パイルドライバー、スネークバイト(変型三角絞め)で攻勢に出たSHOは、コードブレイカーからのMXをレフェリーを突き飛ばし回避する。

ラリアートでダウンを奪うと無法状態のリング上で凶器のレンチを手にして不敵な笑み。粘るBUSHIにラ・マヒストラルで丸め込まれるが、レフェリーが見ていないためカウントは入らない。背後からの急所攻撃で悶絶させるとレンチで殴りつけてKO。レフェリーを叩き起こし、スネークバイトでレフェリーストップ勝ちをもぎ取った。

リーグ戦唯一の無敗を守り単独首位を快走中。「誰がどう見ても120%、正々堂々、俺の、無傷の、4連勝だ。最強すぎる。困ったな。強すぎて困るわ。もう誰も俺を止めれらな~い! 全勝優勝なんかな、俺にとっちゃレモンを絞るかのようにたやすいことなんだ」高らかに宣言した。

猛威をふるっているレンチを耳に当てると「どうだ、この俺のお気に入りのトーチャーツールは。でも、まだまだ喉が乾いてるみたいなんだ。大丈夫だ。たくさんこのシリーズ、うまい血が吸えるぞ。このスーパージュニア終わったら、最後に残るのは…死体だけです」とニヤリ。悪の道をひた走るSHOが、このままBOSJを制圧してしまうのか――。

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