新日本プロレスの田口隆祐(42)が「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で最下位に沈むYOH(33)に再改名を助言した。
田口は21日名古屋大会の公式戦でYOHと対戦した。ドラゴンスープレックスからDIRECT DRIVE(旋回式ダブルアームDDT)を狙われたが阻止すると、どどんスズスロウンで形勢逆転。最後はどどんで3カウントを奪ってみせた。
これで田口は星取りを2勝2敗の五分に戻したが、一方で出場全12選手のなかで唯一全敗のYOHは泥沼の4連敗。SHOとの「ロッポンギ3K」解散後は思うような結果を残せていない。「とても3連敗してるようなね、そんなんじゃないですよ。3連勝しててもおかしくないですよ、全然。強かったです」と実力を認めながらも、同じ宮城県出身の後輩にアドバイスを送る。「もうYOHっていう名前を捨てたらいいんじゃないかな。YOHに縛られてるんじゃないかな? 小松洋平でいいんじゃないか、もう? 作られたYOHじゃなくてね、小松洋平として、小松洋平の色を出していけばいいんじゃない?」と、2017年10月の凱旋帰国以降使用しているリングネームを本名に戻すことを勧めた。
また新日本は来年1月8日横浜アリーナ大会でノアとの対抗戦を行うことを発表している。田口は「ドームが終わった後もいろいろあるみたいですし。生え抜きとして、いろいろなところで試合をする覚悟はありますよ。いつ何時、誰の挑戦でも、私は…。こんなあれですけど、生え抜きですから。いつでもリングに立つ準備はできてます」と出陣の決意も明かしていた。