恩田陸、森見登美彦、ヤマザキマリの選評が掲載! 「小説新潮」12月号は日本ファンタジーノベル大賞2021決定発表&山本文緒追悼エッセイ掲載!

再スタートから今年で5回を迎える、 日本ファンタジーノベル大賞2021。 11月初旬に同賞の最終選考会が開かれ、 恩田陸、 森見登美彦、 ヤマザキマリの三選考委員による選考が行われた。 全応募作538篇より選ばれた最終候補作の4作品について、 ファンタジー要素がどのように生かされ、 物語に力を与えているのか、 様々な角度から議論が交わされた結果、 藍銅ツバメ「鯉姫婚姻譚」が大賞に決まった。 藍銅は1995年生まれ、 徳島県出身。 本号に受賞の言葉、 選評および受賞作の抄録を掲載。 10月13日、 58歳の若さで急逝された山本文緒。 追悼エッセイ「ありがとう、 山本文緒さん」では、 6名の方々がその思い出を語る。 文緒と親しかった角田光代、 窪美澄、 吉川トリコ、 芦沢央、 郡司珠子、 唯川恵が、 それぞれの心の中で生きる文緒のことを綴る。 皆に愛された、 文緒さんの温かな人柄が伝わってくる。

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