マンU新監督選考が迷走…ジダン氏、エンリケ監督は「NO」! ロジャーズ監督は違約金12億円超

ジダン氏は望み薄…(ロイター)

イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドの次期監督選びが迷走している。オーレグンナー・スールシャール監督を解任したものの、後任監督の選考は難航しているとみられ、長期化しそうな雲行きだ。

英紙「サン」はマンUが同リーグのレスターを指揮するブレンダン・ロジャーズ監督に連絡を入れたと報道。ただ、同紙は違約金が800万ポンド(約12億2000万円)もかかるとも伝えており、スールシャール監督の補償を含めると、30億円超もの資金が必要となることから、就任は難しそうだ。

また、英「BBC」は後任候補に浮上していたスペイン1部レアル・マドリードの前監督ジネディーヌ・ジダン氏について「マンチェスター・ユナイテッドの監督に興味がない」とし、英紙「デーリー・メール」は、フランス1部パリ・サンジェルマンのマウリッシオ・ポッチェティーノ監督が新指揮官になる可能性を報じている。

さらにスペイン代表監督のルイス・エンリケ氏は「エイプリフールか」と後任監督の報道を一蹴。かねて有力候補に挙げられていたアントニオ・コンテ氏はトットナムの指揮官に就任した。ほかにもオランダ1部アヤックスのエリック・デンハグ監督らが候補に浮上しているが、こちらも高額な契約解除金が予想されている。

果たして名門クラブの再建は誰に託されるのか。

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