紅白初出場のBiSH 会見で“放送禁止用語”を絶叫…行き着く道は氣志團か、金爆か

紅白初出場で注目を集めるBiSH(東スポWeb)

大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」出場歌手が発表され、女性6人組グループ「BiSH」の初出場が決まった。

「楽器を持たないパンクバンド」として2015年に結成。芸能界でも多くのファンを抱え、19年には「アメトーーク!」(テレビ朝日系)「BiSHドハマり芸人」の企画も放送された。

型破りなパフォーマンスで人気を博してきたが、19日の初出場会見でいきなり〝大暴走〟。セントチヒロ・チッチは「紅白に出れてうれしく思います。ありのままを届けられるステージにできたら」と話すと、「ここで私たちの気合を見てほしい」と号令。メンバー6人と円陣を組んで〝放送禁止用語〟を絶叫し、NHK関係者を騒然とさせた。

毎度ライブで叫んでいるだけに、ファンにはおなじみ。アイナ・ジ・エンドは「当日もやらせていただこうかな」と意欲を見せたが、NHKからは「本番は絶対NG」と厳しく通達されたという。

紅白舞台の〝やらかし〟といえば、2006年にDJ OZMAが「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」で、ダンサーたちが裸に見える衣装で登場。そのリアルさで本当の裸と勘違いした視聴者から苦情が殺到し、大問題となった。

「DJ OZMAは09年に引退したが、同一人物とされる綾小路翔が團長の『氣志團』も〝NHK出禁〟処分に。BiSHが本番でも円陣の掛け声を強行すれば、同じ道をたどることになるでしょう」(音楽関係者)

一方、歌広場淳、鬼龍院翔と女性スキャンダルが報じられたビジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」を〝参考〟にした可能性も指摘されているという。

「12年の初出場会見やリハーサルで下ネタを連発。スタッフから『本番では絶対にNG』を通達され、下ネタを封印。会見やリハのためにセーフ扱いで、その後も15年まで4年連続まで出場した。BiSHは〝会見までは大丈夫〟と分かっていたのでは」(前同)

ただ、BiSHを巡っては、事務所社長の渡辺淳之介氏が10月にアイドルとの不倫報道で謝罪するゴールデンボンバーと同じような展開が…。メンバーも怒っているというだけに、〝火種〟はこっちかもしれない。

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