小松菜奈、絶叫マシンに「怖いよ~」 意外な素顔を見せるメイキング映像公開 「恋する寄生虫」

劇場公開中の、三秋縋の同名小説を林遣都と小松菜奈のダブル主演で映画化した「恋する寄生虫」から、としまえんで撮影された遊園地シーンの、本編とメイキング映像が公開された。

本編では、高坂(林遣都)が絶叫マシンにおびえ、佐薙(小松菜奈)が余裕の表情で楽しむという設定だったが、小松は絶叫マシンが大の苦手。撮影の待機中、無邪気に楽しむ子供たちの叫び声を聞いて「キャーキャー言ってるじゃないですか…」と怖がり、いざ順番になると「怖いよ~嫌だよ~セリフ言えないよ~」と不安の言葉が止まらない。マシンが動き始める前に監督の説明を聞く姿にも緊張の色が見え、意を決して撮影に挑む姿が映し出されている。その隣では、対照的に楽しそうな笑顔を浮かべる林の姿も収められている。

ゴーカートのシーンの撮影では、体に対してやや短めのシートベルトに苦戦する林の姿や、エキストラの子供たちにまじって、楽しそうに乗り回す小松と林の姿が捉えられている。

小松は遊園地での撮影について、「本当は絶叫マシンに乗りながらセリフを言わなきゃいけなかったのですが、もうそれどころではなくて話せなくなってしまいました。なので何度もマシンに乗ることになってしまったのですが、最初は平気と言っていた遣都さんも途中で気分が悪くなってしまったんです。『私のせいで何度も乗ることになってごめんなさい』と謝ったら『いや、全然大丈夫』っておっしゃってくれたんですけど、大丈夫って言う顔がもう真っ青で(笑)。本当に優しい方だなぁと思いました」と、エピソードを語っている。

「恋する寄生虫」は、極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾と、寄生虫が好きで視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじりによるラブストーリー。15万部を突破した三秋縋の同名小説を原案としている。「ドラゴン桜」や映画「犬部!」の林遣都が高坂を、「溺れるナイフ」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「糸」などでラブストーリーのヒロインを演じてきた小松菜奈が佐薙を演じる。CMやミュージックビデオを手がけてきた柿本ケンサクが監督を務め、「長い散歩」「眉山―びざん―」の山室有紀子が脚本を担当している。

【作品情報】
恋する寄生虫
全国公開中
配給:KADOKAWA
©2021「恋する寄生虫」製作委員会

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