フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(22)が2番手扱いに不満を募らせ、来夏の電撃退団が浮上している。
ドンナルンマはイタリア1部ACミランからの延長オファーを断って今夏に高額条件を提示したPSGに加入。しかしポチェッティーノ監督は守護神のGKケイラー・ナバスに大きな信頼を寄せており、併用こそしているもののドンナルンマは2番手に甘んじている。
こうした状況に業を煮やしたのが豪腕代理人のミノ・ライオラ氏だ。
スペインメディア「ミオトラリーガ」は「彼はクライアントの状況にうんざりしている」としたうえで「PSGはナバスと契約を延長(2024年夏まで)し、ポチェッティーノ監督は彼を信頼している。一方でレオナルド(スポーツディレクター)はイタリア人GKが好みであるため、争いが起きている。これに我慢できないのがミノだ。彼はすでに監督と取締役会の両方に対して〝最後通告〟を出した」と報道。ライオラ氏がドンナルンマを重用するよう強く要求したのだ。
事態は切迫しており「救済策を講じるか、そうでない場合は彼が次の夏に退団することをいとわない。ジャンルイジが誰が見ても正GKだという立場が保証されていない場合、プレミアや他のリーグで新しい目的地を探すと警告した」。移籍をちらつかせて出場機会を増やすよう突きつけた。
世界屈指のGKを巡って大騒動がぼっ発しそうだ。