「日本は朝鮮の歴史を歪曲、捏造した」、通信社が資料を列挙 「建国」初期から日本の植民地支配下に

「日本は朝鮮民族の悠久な歴史まで歪曲、抹殺しようとした」-朝鮮中央通信は、22日に配信した記事で、そう主張し、朝鮮植民地時代に行った歴史捏造に関する資料を列挙した。

まず、朝鮮民族にとって初の古代国家である古朝鮮を建てた檀君と古朝鮮の歴史的存在をなくすために策動したという。

朝鮮中央通信

日本は、1910年11月から憲兵、警察を駆り出して全国各地の本屋、郷校、書院を襲撃して檀君朝鮮関係の史書をはじめ、20余万部に及ぶ民族古典を強奪し、焼却した。

朝鮮の歴史を全面的に歪曲するために、1925年6月に「朝鮮史編修会」を設立し、朝鮮の歴史を自分らの占領に有利に編さんするようにした。

日本は、虚偽につくり上げた「朝鮮史」で、朝鮮の歴史が新羅(1世紀中葉から935年まで存在した封建国家)の時から始まったかのように記述し、三国(高句麗、百済、新羅)以前の古代国家の歴史を原始社会の歴史、伝説的な歴史のように描いた。

そして、6世紀頃に日本で起きた事件の舞台を朝鮮に移した「任那日本府」説を捏造して4世紀以降の数百年間、朝鮮の南方を支配したかのように歪曲した。

日本は、これらの史料を正当化するために414年に建てた高句麗広開土王陵碑の内容まで歪曲して、「朝鮮史」で朝鮮民族史のほぼ3000年を完全になくし、「建国」初期から朝鮮が自分らの植民地支配下にあったかのように捏造した。

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